人びととともに
これまでも
これからも
神亀元年(七二四年)、
土佐の国は浦戸湾に浮かぶ山上に
法の灯火をともして以来、
竹林寺は令和五年、
開創千三百年を迎えます
その長き歴史のなかで
幾多の盛衰を重ねながらも
変わらぬものはただひとつ
時代を生きる人々とともに歩み続けること
人びととともに
これまでも
これからも
竹林寺 開創千三百年
竹林寺では開創千三百年を記念して制作した仏画「菩提心曼荼羅(ぼだいしんまんだら)」を初公開します。
この曼荼羅は、みずからの内に秘める尊きものに目覚め、人生を迷わず力強く歩んでいくための杖とも灯火ともいうべき仏さまの教えを伝えるものです。
曼荼羅では、獅子に騎り四人の侍者を従えて人々の救済に趣く頼もしく毅然とした文殊菩薩さまのお姿を中央に表すとともに、文殊さまにちなむ三つの経典とひとつの創作のストーリーを瑞々しいタッチで描きます。
この度の初公開に当たっては、僧侶の案内により会場のブースを巡りながら、まるで仏さまの世界を旅するような、これまでにない仏画拝観をご体感いただけます。
ドイツと日本を拠点に活躍する世界的な音響アーティスト及川潤耶氏監修による音と光の作品が夜の竹林寺を包み彩ります。
千三百年という長き歴史とその歳月の中で紡がれてきた文化、守り継がれてきた堂宇や緑豊かな境内。それらからインスピレーションをうけ創作された音響とプロジェクションマッピングが訪れる人をいのち響き合う世界へと誘います。
秋の夜、音と光のインスタレーションに演出された竹林寺をぜひご体感ください。
9年前、ご本尊ご開帳スペシャルイベント「見仏ライブ」として会場を爆笑の渦に巻き込んだあの二人が帰ってきます!
仏像トークをはじめ愉快な話がいっぱい!
大阪の清風中学・高等学校校長を勤める教育者であるとともに、チベット密教の研究者でもある平岡宏一先生による仏教講演会を開催します。
本講演では、ダライラマ法王の座右の書でもある、8世紀のインドの高僧・シャンティデーヴァ著『入菩薩行論』第一章を中心に仏教の教えを平易にお話しいただきます。心をよく育み、真に幸福に生きていくための気づきに満ちたお話です。
※ 他の割引サービスとの併用はできません。
※ 個人のみの適用となります。
開山・行基作と伝えられる本尊・文殊菩薩は古来、「日本三文殊随一」の霊像と尊ばれています。本尊は秘仏にして五十年に一度のご開帳と定められていますが、この度の記念年に当たり特別ご開帳いたします。
その生涯を人々の救済に尽くし、菩薩と崇められる竹林寺の開基・行基の 尊像を初公開します。
開創から今日に至る竹林寺千三百年の歴史を寺宝の数々とパネル展示でたどります。 旧三重塔本尊・宝冠釈迦如来像や土佐藩主山内忠義公正室・阿姫(くまひめ)が徳川家康公の菩提を念じて施入した家康公位牌や金銅製華鬘(けまん)をはじめ多数の什物を初公開します。
4月15日10時
特別ご開帳の幕開けを告げる法会です。
真言宗智山派管長・総本山智積院化主布施浄慧猊下大導師のもと、多数の僧侶により大般若経転読法要が営まれ、ご本尊のお厨子が開扉されます。
また当法要中に限り、開創千三百年を記念して制作された菩提心曼荼羅のお披露目も行われます。
特別ご開帳を記念して行われます。
寺の慶事の時のみに行われるもので、古来、お稚児さんに参加すると、御仏とご縁を結び、心身健やかに成長するといわれます。
この勝縁に、お子さま、お孫さまのご参加をお勧めします。
5月14日(土)16時
一ヶ月にわたる特別ご開帳を締めくくる法会です。
ご本尊さまへの感謝を捧げるとともに、ご本尊さまの加護が生きとし生けるものにおよぶよう祈りを捧げます。
法会の最後に、お厨子の扉が閉じられます。
特別ご開帳の幕開けを告げる法会です。
真言宗智山派管長・総本山智積院化主布施浄慧猊下大導師のもと、多数の僧侶により大般若経転読法要が営まれ、ご本尊のお厨子が開扉されます。
また当法要中に限り、開創千三百年を記念して制作された菩提心曼荼羅のお披露目も行われます。
特別ご開帳を記念して行われます。
寺の慶事の時のみに行われるもので、古来、お稚児さんに参加すると、御仏とご縁を結び、心身健やかに成長するといわれます。
この勝縁に、お子さま、お孫さまのご参加をお勧めします。
5月14日(土)16 時
一ヶ月にわたる特別ご開帳を締めくくる法会です。
ご本尊さまへの感謝を捧げるとともに、ご本尊さまの加護が生きとし生けるものにおよぶよう祈りを捧げます。
法会の最後に、お厨子の扉が閉じられます。
日本画壇の巨匠・堂本印象画伯によって描かれた襖絵(1963年)を九年ぶりに一挙公開します。
本作品は日本画家が抽象画で襖絵を描いたことで、当時の画壇に衝撃を与えました。
美の求道者・堂本印象の世界をご堪能ください。
また本公開では、境内で音の展示をしている及川潤耶氏による音響作品(下記)が襖絵とコラボレートします。絵と音による唯一無二のアート体験。ぜひご期待ください。