9年前、ご本尊ご開帳スペシャルイベント「見仏ライブ」として会場を爆笑の渦に巻き込んだあの二人が帰ってきます!
仏像トークをはじめ愉快な話がいっぱい!
大阪の清風中学・高等学校校長を勤める教育者であるとともに、チベット密教の研究者でもある平岡宏一先生による仏教講演会を開催します。
本講演では、ダライラマ法王の座右の書でもある、8世紀のインドの高僧・シャンティデーヴァ著『入菩薩行論』第一章を中心に仏教の教えを平易にお話しいただきます。心をよく育み、真に幸福に生きていくための気づきに満ちたお話です。
開山・行基作と伝えられる本尊・文殊菩薩は古来、「日本三文殊随一」の霊像と尊ばれています。本尊は秘仏にして五十年に一度のご開帳と定められていますが、この度の記念年に当たり特別ご開帳いたします。
その生涯を人々の救済に尽くし、菩薩と崇められる竹林寺の開基・行基の 尊像を初公開します。
開創から今日に至る竹林寺千三百年の歴史を寺宝の数々とパネル展示でたどります。 旧三重塔本尊・宝冠釈迦如来像や土佐藩主山内忠義公正室・阿姫(くまひめ)が徳川家康公の菩提を念じて施入した家康公位牌や金銅製華鬘(けまん)をはじめ多数の什物を初公開します。
特別ご開帳の幕開けを告げる法会です。
真言宗智山派管長・総本山智積院化主布施浄慧猊下大導師のもと、多数の僧侶により大般若経転読法要が営まれ、ご本尊のお厨子が開扉されます。
また当法要中に限り、開創千三百年を記念して制作された菩提心曼荼羅のお披露目も行われます。
特別ご開帳を記念して行われます。
寺の慶事の時のみに行われるもので、古来、お稚児さんに参加すると、御仏とご縁を結び、心身健やかに成長するといわれます。
この勝縁に、お子さま、お孫さまのご参加をお勧めします。
5月14日(土)16 時
一ヶ月にわたる特別ご開帳を締めくくる法会です。
ご本尊さまへの感謝を捧げるとともに、ご本尊さまの加護が生きとし生けるものにおよぶよう祈りを捧げます。
法会の最後に、お厨子の扉が閉じられます。
日本画壇の巨匠・堂本印象画伯によって描かれた襖絵(1963年)を九年ぶりに一挙公開します。
本作品は日本画家が抽象画で襖絵を描いたことで、当時の画壇に衝撃を与えました。
美の求道者・堂本印象の世界をご堪能ください。
また本公開では、境内で音の展示をしている及川潤耶氏による音響作品(下記)が襖絵とコラボレートします。絵と音による唯一無二のアート体験。ぜひご期待ください。
本展示は世界的な音響アーティスト・及川潤耶氏による音の空間体験になります。
秋期に開催される、光と音のインスタレーション『千三百年の祈り』(仮称)に先駆けて、境内の一部と書院を演出します。
その他、期間中に関連企画*を予定しています。